目眩く夜

2008年9月14日 昔話
夏休みは相変わらず。
9ー14寝る、18ー23バイト、23ー7遊びっつーサイクルが続いた。

そんな中でもあの子とのメールのやり取りも相変わらず続く。

バイトの時間や一緒に遊んでない時間はひたすらメールが続く。

そんな中、映画を観たいとあの子は言う。

候補はスターウォーズとサイン。

公開順でスターウォーズから。

話を嗅ぎつけたバイト仲間の男女も加わってダブルデートちっくになる。

「仕方ないよね」とあの子は笑う。

スターウォーズさえ観れれば良い俺も「そうやな」と笑う。

スターウォーズは満足だった。観終わってからもう一人の男と俺はバイトに行く。

バイト後、メールを開くと「次のサインは二人で行こうね」っつーメール。


落とした気もしたけど落とされた気もした。


周りが見えなくなりだした8月終わりの夜。

秘密の夜

2008年3月17日 昔話
相変わらずバイト後のバイトメンバーでの集いは続いた。

W杯も終わり試験も終わり、いよいよ夏休み突入。

16時から18時〜23時までバイト→23時〜7、8、9時まで遊び→9時〜14時まで寝るという自堕落生活の始まり。

いつの間にか花火の季節。話題は当然それ。

バイト中「○○さん誘いなよ」そうからかわれているあの子。

聞こえてしまったが聞こえないふり。

それから数日間「これって誘うべきなのか」と考えてた俺はM男たちに、あの子とその友達とで見に行こうと誘われる。

自意識過剰だったのかと思い予定もないから行くことにした。

当日、女の子グループと合流するはずが結局合流する前に花火は始まり男3人で観賞。終了後に合流し終電まで話し込む。

同じ街のあの子と当然帰り道は同じ。

満員の京阪に乗り、石山で乗り換え。意外にもJRのホームは閑散としている。

こうして2人でいるのははじめて。スンゲー緊張してんのが分かる。話が続かない。

そういえば携帯番号もアドレスも知らないなぁと思い「番号交換しよや」と切り出した。

当時は赤外線もなく、メールで送るために携帯を渡してもらった。

手と手が触れる。

赤くなって俯く。

「あれ、スンゲー可愛い」

一駅だけの電車に乗り、駅前の彼女を見送った後の学園通り、ドキドキしているのは俺もだった。

帰るとメール受信。

返信すると直ぐ返信。

長い夏休みが始まった気がした夜だった。

夜明けの花火

2008年3月12日 昔話
バイトメンバーの入れ替えが進む中、いつの間にかあっという間に古株入りになった。たった1、2ヶ月なのに。

新メンバーは同じ時期に一気に入ってきたから仲良くて毎日のようにバイト後は集まって飲んだり、焼肉パーティしたり。

W杯真っ只中、梅雨に入るか入らないかの頃、車でドライブ。

国1から161、そこから琵琶湖大橋を渡って湖岸。

帰帆島へ入って、買ってきた花火に火をつける。

「眠い眠い」と言いながらもあの子は線香花火に夢中。

殆ど喋ってなかったのに何となく会話を交わす。

「変わった子だよなぁ」と思いながら線香花火の火をつけあう。

出会いは2日後

2008年3月11日 昔話
久しぶりのバイトだった。

教育担当は3つ下の高校生と1つ上の大学生。

新しく覚えることばかり。新鮮だ。

2日後、大学の友達とともに入ってきた。

「物覚え悪いなぁ」と心の中で思う。

最近1人暮らしを始めた近所で隣の学校だった。

みんなが夢中。

どこが良いんだろう?

さらに方向音痴。

今や懐かしの原付時代。

近道を引き連れて帰る。

そんな1週目の夜。
なんだったら、この曲もよくかかってた。
この曲もよくかかっていた。
こんくらいの時期になるとヨミガエルのだ。
朝から雨。

ていうか、今日、バイクの納車日。
止んでくれと願う俺。
昼下がり、小雨になってきたところで電話が鳴る。
バイク屋からだ!

少ししてからバイク到着。
何かいろいろ説明を聞いている内に
小雨はいつの間にか止んでいた。
よりテンションが上がる。

少ししてから早速走りに出掛ける。
ものすごーく快適。

その後バイトへ。
バイト先では同じバイクに乗ってるMと話が弾む。

終わってから駐輪場へ。
今日はAの家でみんな集まるらしいけど、
次の日京都で授業を受ける俺と
面倒くさいと言う理由でパスしたE以外は大体参加の模様。
みんな俺のバイクを見るだけ見て足早に帰宅。

けどEはしゃがんだまま。
実はE、バイクの後ろ一番乗りさせてと前々から言ってたけど、
特に理由もなく俺は柔らかく拒否ってた。

どーしたもんかと考え、
「乗る?」
と一言。

したら、Eは「マジで?!私一番乗りでいいの?」
なんて言ってくる。

しょーがねーだろ。と思いつつ後ろに乗せる。
つーか、誰も乗せるつもりじゃなかったし、
メット一つしかないんすよね。
納車当日から違反かよ。
てかその前に免許取って一年も経ってないから
二ケツ自体違反なんすけどね。

で駐輪場を出たら、みんな待ってた。
あ、なるほど!みんな見たかったわけね。俺がバイク乗ってるとこ。
つーか、AとMMこっち見すぎ!痛いんすけどその視線。
あー絶対恨まれてるなぁ。と感じつつ今日は自転車というEを
駅前駐輪場まで連れて行く。

ま、明日遊ぶ約束してるってことで
明日いっぱい乗せてと言われバイバイ。

そんで家についてちょーどMから電話。
Aの家で集まるのに買い物行ってるけど、
途中でKがガス欠起こしたらしく、
もし都合よけりゃ乗せてあげてくださいと。
俺行かないとMが結構な距離を往復することになるなぁと
考えしゃーなく迎えに行く。

で一緒に買い物に付き合う。

帰ってくる。MがAの家止める場所ないから止めさしてとやってくる。
Mの後ろに乗ってたSと三人で話してたらYもバイク止めにくる。

その4人でかなりの時間話に夢中になる。

ていうかさっき走ってる時から、
Eから電話あって一応かけなおしたいんすけど。
そしたらMの電話が鳴る。
「みんな来やんからAの機嫌悪い」とK。
3人とじゃあまた今度ってことで別れる。

それからEに電話をかけなおす。
どうも一番最初に乗って感動したらしい。

それはよかった。

2003 6/14(土)

2004年7月5日 昔話
曇り。

バイクで京都まで行こうと思ってたのに、
夜から天気が悪くなると聞き、電車で行くことにする。
Aの家でオールをかましているYに駅まで送ってもらう。

土曜日にも関わらず講座を受ける俺。

朝から夕方までみっちり受け、帰る。

バイト先近くの駅で降り、Eに迎えに来てもらう。

映画を見に行く予定だが次の時間まで時間があるので俺の家へ行く。

ちょっかいを出す俺。

何か二人とも疲れ、少しうたた寝。

飯を食ってから家を出る。

雨が降ってたし、Eの車で出掛ける。

しかし!駐車場が満車状態!近くの別の駐車場に行くも
映画が終わる時間までに閉められてしまう。
ってことで帰ってビデオを見ることにした。

帰り際、雨が止んでたし、バイクで行くことにした。

TSUTAYAに行くも案の定何を見るか迷う。ひたすら迷う。
するとEは思い出したかのように「これにしよ」
と『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ大人帝国の逆襲』
を持ってきた。「マジで?」と一瞬聞き返す俺。

結局それを借りた。

内容は、普通に感動させるような話だった。
小さな子を持つ親の間では評判が悪いアニメだが、
映画版は評価がいいというのを聞いたことがあったけど、
なんとなーくわかった気がしたような、しないような。

その後、Eは弟を迎えに行ったり、
友達を送りに行ったりと2回出かけた。

結局最後に帰ってきたのが4時くらい。

そこからまた手をだしたり、だされたり。
知らず知らずの内に寝てしまった。

2003 6/15(日)

2004年7月5日 昔話
朝早くに目が覚める。
全然寝てない。

Eは今日はAから誘われてたので、
帰らなければならなくなった。
つーか、忘れてんじゃねー。
いくらAでもかわいそうだろ。
「ほんとはバイク乗せてもらいたかったな」
なんて言い残して帰っていった。

昼からとにかく走り回る。
途中Yも交えて走り回る。
走行距離稼いでます。稼いでます。

走り疲れてバイトへ。

着替えてるとAが来た。
ちょっとしてAの携帯が鳴る。

どーもEはAを降ろし
車を止めに行く途中で
カマを掘ったらしい。
さすが若葉マーク。やることが違う。

つーか、このときのAの喋り方をみて、
俺は「あ、こいつ合わねー。てか、気付いてたけど、再確認」と悟る。
まわりのみんなも「何あれ?キショくない!?」と話し出す。

あー、みんな思ってることは同じなんだなぁ。

バイト中、Eに「車ないし、帰りA乗せてったって」と言われる。
いや、嫌だし。普通に嫌ですし。
ちゅうか、行くとこあるしよかったーと思う俺。何てサイテー。

家に帰るとEからメールが来た。

最近やたらメールが来る。

つーか、他の女の子と遊ぶ機会がなくなってきてる。

なんとなくマズイんではないか。

2003 6/19(木)

2004年7月5日 昔話
予報に反し、雨は降らず。

授業を受けようと学校に行く。
駐輪場で友達に会い、休講と知る。無駄足。
でも俺の友達はみんな来てたみたいで一緒に飯を食べる。

それからまた走行距離を稼ぎに行く。つーか行き過ぎ。
途中友達と会い、教習所へ行きバイクと共に写真に収めてもらう。
空白部分に日付を書き、「これから俺色に染めてやります」とか
何とか今思い出すと恥ずかしいセリフを書く。

そんでバイトへ行く。行き過ぎ。
終わってからEを家まで送っていく。
つーか、ここ最近ずっとこう。
まぁ走行距離を稼ぎたい俺にはむしろ好都合。
早く慣らし走行というのを終えたいのであります。

やたらと俺の腰に手を回してくるE。
俺のバイク、運転してる奴にしがみつかなくても、
後ろに乗ってる人は普通に乗れるんだけどなぁ。

で、離せよ的な感じで手を持ったらやたら冷たかった。
俺は思わず手を握ってしまい、しばらくそのまま走ってしまった。

帰ってきてからまたメールが来る。

「今日はスゴいドキドキした」

「何で?」

「手繋いだから」

そんなつもりじゃなかったのになー。
つーか、何を今更。もうちょっとドキドキすることしてるやん。
と思う俺。よくわかんねー。

2003 6/20(金)

2004年7月5日 昔話
朝の内、少し雨。

今日のバイトは、高校の後輩であり、
今の学校の後輩でもあるSが最後ちゅーことだった。

終わってから、先に上がったみんなが待っていた。
Sはそのキャラからおもしろいようにイジられてるが、
やっぱ、みんなから好かれてんだなーと思ったりした。

今日の帰りもEを家まで送っていく。
家の前まで来たところで「もうちょっとどっかで話そ」
と言われ、湖岸へ行った。
今まで気付かなかったのか、なぜこの時間に釣り?
というくらい釣りをしている人が多かった。

あまり遅くなると最近Eのおじちゃんが怒るらしいので、
ほどほどで帰った。

つーか、明日、朝から京都で講義で、昼から実習で和歌山なんすけど。
は〜、しんどい。
午前中、講義を受ける。
途中抜け出し、京都駅で一緒に遅れていくメンバーと落ち合う。

初和歌山。

蒸し暑い。

着いたら夕方近くで、先に来てた人たちは、
いろいろ回っていろんな情報収集してたけど、
遅れてきた俺たちは、はっきり言って遊びにきたようなもの。

夜は夜でみんなで飲んで、親交も深まったのではなかろーか。

つーか、この旅館ありえねぇー。
これはお金を支払って泊まるところなのだろーか。
汚い。手入れがされてない。何もない!
隣は何か廃墟だし。
まぁそれがみんなの気分を盛り立てたのかも。

2日目

ほとんど観光気分で回る。
つーか、絶対、後からレポート書くの困るなこりゃ。

帰ってきて、ちょうどバイト先近くにいたのでEを家まで送った。
んで、また湖岸へ行く。
「花火行くん?」と聞かれた。
まだまだ先じゃねーか。とか思いながら
「さぁ。まだ何にも考えてない」と答える。
ははーん。こいつ誰かに誘われたな。と思った俺は、
「誘われたんやろ?」と聞くと、
「うん。まあ」と答える。
いや〜、A焦りすぎだから。
そんでなぜかそこから元彼が忘れられないだの
何だのいろいろ聞かされる。

う〜ん。みんな悩んでるんだなぁ。

2003 7/2(水)

2004年7月5日 昔話
6月に見に行く予定がズレて今日に。

見終わって家に帰ると、
Eが愚痴をこぼし始めた。
どーもKさんのことらしい。
シツコイくらいメールが来て、電話が来て、
返事がないとキレるらしい。
アホか。いい歳して。

そーいや、前にもM子も同じようなこと愚痴ってたなぁ。
そーいや、Sも。
そーいや、Fさんも。
そーいや、Iさんも。

って、おいおいおいおい。
Kさん、あんたアホか。いやマジで。ちゅうか、何?誰?
いや〜、こえー。こえー。
普段バイトではそんなとこ見せないのに、
裏の顔って怖いな。

んで、「バイト行きたない。おもんない」と連呼するE。
ってか、それきっと俺のせいでもあるんだろーなー。
みんな、俺とEが毎日のように一緒に帰るのみて
何か勘違いしてるみたいだし、だからEが他の人と
遊んでたりするのを見て「何あの子?」
みたいに言われてるんだろう。

つーか、そんなのほっときゃいいんだよ。

俺は誰になんと言われようとお構いなしに遊びきる!
ある意味モットー。文句のある奴はかかって来い! みたいな。

2003 7/30(水)

2004年7月5日 昔話
ちゅうか、7月雨降りすぎ!
全く存在感のない月に感じた。おもんなさすぎ。

バイト後、またEとその辺を走り回る。

行くところも尽きて、俺ん家へ行く。
何かいろいろ話してたけどあんまり覚えてない。

やっぱ当然のように手を出す俺。
Eもそれに応える。

ひたすら前戯をかます俺たち。
全く無抵抗なEを前に俺はEの中に入れる。

ていうか、今日までよくやらずに来たもんだなー。
最初、6月くらいか、Eから入れてと言ってきた。
正直、迷ったけどなぜか俺は耐えた。
てか、これってかなり失礼な話?!
一応相手を思いやったつもりだったんだけど。

でまあ、やっちゃったわけ。
この夏の明け方っていう甘い響きに誘われて。
って俺だけ?

Eと遊んで、手を出さなかったことはない。
というくらいだしてるんではないか。
駄目だ。自制心なさ過ぎ。

次の日のバイトは何も心配してなかったけど、
いつもと変わらず。

それにしてもあまり実感がない。もしかして夢?!
なんて、思ったり、思わなかったり。

2003 8/3(日)

2004年7月5日 昔話
今日はEとT3を見に行った。

その後、そのままバイトへ行く。

バイトが終わり、送って行くときに
「やっぱり花火は他の人と見に行きたい。
誘ってくれた人には悪いけど」
と悩みを打ち明けてきた。

なんでも、やっぱり最初から乗り気じゃなかったし、
6月くらいの早い時期に、その日予定ある?何て聞かれて、
ない。って答えた以上断りにくいんだとか。

まぁわからなくもないけど、意外に断るの下手くそなんだな。

ちゅうか、Aに対する愚痴をひたすらこぼすE。
「怖いわ〜。あの人怖いわー」と。
それならどーして普段誘いを断らないのか。
「誘ってくれてんのに悪いし」
が理由らしい。
そんなことしてたら、余計期待持たせてしまうんじゃなかろーか。
特にAみたいな奴には。

とにかく、今日の話聞いてると、
またややこしいことになりそう。

2003 8/8(金)

2004年7月5日 昔話
天気悪すぎ。

今日は、E、S男とFさんで飲みに行く約束をしていた。

つーか、今日はここらでも有名な花火大会。
結局、EはAの誘いを断り、俺らの飲み会についてくることになった。
んで、Eが俺らんとこに来るっつーもんだから、
Aは急にみんなと行きたくなったとか何とか言って
Aも来ることになった。

しかし!あまりにも天気が悪い!
だって、台風が近づいてんだもん。

花火は当然延期。
夜から天候はどんどん悪くなるっつーことで、
結局、飲み会も延期。

したら、EがS男が俺の家とかで飲みたいな言うてる
ってので、これから台風が来るにも関わらず、
EとS男がやってきた。
で、まぁ今日は3人で飲もうってことになった。

買出しに行き、飲み始める。
早くもS男はダウン気味。
吐きに行き、一人寝だす始末。
EはEで酔うと絡み付いてくる癖があって、
案の定絡み付いてくる。
あぐらかいてる俺の脚にしがみついてくる。
やたら見つめてくるE。
俺は口元に指を持っていく。
一生懸命舐めだす。
掻き回すと、いやらしい声をあげる。

つーか、S男起きてたら気まずいだろーなぁ。

暫くしてS男が目を覚ます。
次の日、朝早くから予定があるというS男を送りに行く。
Eはどーしたことか、まだ俺と飲む。飲みなおすと言う。
んで、S男を送って帰ってきてから、
また飲む。そんなに飲んで大丈夫か?っつーくらい飲む。

やっぱ、酒が入るとどーしてもやらしくなっちゃう。
んでまぁ朝までセックス三昧。
起きるといつの間にやら台風は通り過ぎてたみたい。
本当に台風なんてきてたのかよってくらい静か。

酒の力って恐ろしいと改めて感じた。
まぁ良い意味で。
今日は、Eと敦賀へ海を見に行こうと約束してたので、
確か、13日がEの誕生日でそんで海連れてってーて言われてたからか、
とりあえず、朝、Eを迎えに行く。
つーか、曇ってる。

161に入り、ひた走る。
堅田あたりで雨が当たる。
なんでこう俺らが遊ぶときは天気悪い日が多いんだ。
どーするか迷ったが、勢いで行こうっつーことにした。

志賀町あたりでいきなり渋滞発生。
なんでだよ!
でもここはバイクの特権。
ひたすらすり抜けすり抜け。

山を登り、福井県に入る。
こっちはまあまあ天気が良かった。
敦賀までもう少し。突っ走る。
それにしてもまた渋滞。
何かあるんだろーか?
みんな海を目指してるんだろーか?

んで、到着。
暑い。蒸し暑い。
でも天気良い。

海へ向かって走る。
海水浴場付近はスゲー混んでる。
その辺にテキトーにとめて海へ。

まぁ泳ぎはしなかったが、
Eはやたらはしゃいでた。
水着着てきてたのに本当は泳ぎたかったんじゃなかったんだろーか。
それにしてもはしゃぐE。
連れて来てよかったな〜。
とシミジミと保護者気分な俺はアホ?

昼飯を食べにその辺をブラブラ歩いてると、
花火大会のポスターがやたら目に付く。
よーく見ると、今日ぢゃないっすか!
二人で見に行きたいな〜と話す。
どーしよーか悩んだ末、見ていくことにする。
となると夜までどこで時間を潰すかが問題だ。

ショッピングセンターのベンチでとりあえず寝る。
飽きると敦賀周辺をドライブしがてら、
今日の寝床を探す。
全くそれらしきとこは無さそう。
「ここのカラオケでいいんじゃない」
ってことである程度の目星を付ける。

花火が上がり始める。
それにしても人が多い。
まぁ当たり前っちゃあ当たり前だけど。
でもやっぱこーいう祭りごとは好きだなぁ。
かなり近くで見ることができて満足満足。

帰り道、手を繋いでくる。
繋いでおきながら
「手繋いだりするの嫌じゃないの?
すごいそーいうの嫌いそうじゃない?」
と俺の様子を伺うE。
何でも前付き合ってた奴は嫌がったみたい。
すごく笑顔な横顔見てたら、
何か可愛いとこあるんだなーって思っちまったよ。
チクショ〜。

バイクに乗って走り出すと既に渋滞していた。
昼間目を付けたところに向かうも、
ちょいと忘れてしまい、その辺を行ったり来たり。
途中、休憩がてらたまたま開いてた雑貨屋に寄る。
いろいろ見てたらEが
「何かおそろで買お」と言い、同じものを買う。

少し走ると、目的地にとーちゃく。
最初は寝るためのカラオケだったが、
「やっぱ歌わなな」とEが曲を入れだし、
結局、3、4時間歌う。しんどーい。

その店を後にして近くにガスト発見。
混んでる。
てきとーに注文して、
何やかんや話してる内に俺は寝てしまった。

目が覚めると、客もまばら。
外を見ると、ナンテコッター!
雨!かなりの勢いで雨!
ここは敦賀。家の近所ぢゃありません。
家まで100キロは余裕でこえる。
なんたってバイク。
ま、こんなのもありかと思い、店を後にする。

ひたすら走る。
気持ちいいくらいに雨に打たれる。
つーか、寒い。
Eは大丈夫なのだろーか。

ゴツッ!

急に後ろから頭突きをされる。
「おい!危ねーやろ!」
「おぉ〜、寝てた。ごめんごめん」
聞くところによると、
俺が寝てた間、ずっと起きてたらしい。
うわぁ、マジごめん。

途中のコンビニで休憩する。
ミラーで顔を見ると、
ビジュアル系もびっくりなくらい
唇が青い!つーか通り越してもろに紫。

雨に打たれると本当どーにでもしてくれというか、
なんでもありというか、どーでもよくなる。

もう帰りは道しか見てなかったような気がする。

ちゃんとEを家に送り届けて
家に帰って爆睡する。

ここまで思いつきで行動して無茶すると
流石に記憶に残ってるもんだな。
かなりおもしろかったからなぁ。

この日記、
『Eと敦賀へ海を見に行った。
最初はそれだけのつもりだったけど
花火大会があるってことで見に行った』
くらいしか書いてなかった。
手抜きすぎだろ俺。

でもこーやって思い返すと、結構細かく覚えてるもんだなぁ。
また行ってみてーなー。

魔の6月

2004年6月11日 昔話
俺は6月があまり好きではない。

ジューンブライドジューンブライドともてはやされるこの6月が。

日本では思いっきり梅雨なのになぜこだわるのか?

ま、そんなことどーでもよくて、
俺は今、耳というか咽というかとりあえずその辺が痛い。
右側が。唾なんか飲み込むとき特に。
というか、こっちの方がどーでもいい。

ここ数年体調を崩したことはほとんどないが、
大学に入ってから二年連続6月に体調を崩している。

1回生の時、当時入ってたサークルでキャンプなるものをした。
夜は当然のように飲みまくる。
途中から朝まで耐久飲み会的な雰囲気になった。
周りの人たちが次々とダウンしていく中、
俺含め数人は酒が尽きるまで飲んだ。
何だったら、割るものがなくなって原液で飲んだりもした。
気付いたら俺たちは外で寝ていた。
メチャクチャ寒かった。寒気がした。

何とか駅まで辿り着き、電車に乗り、
また駅から瀕死の状態で家路に着いた。

そっから寝た。ひたすら寝た。
寝る意外方法が思い浮かばず寝た。

おそらく風邪とかではなく、二日酔いによるものではないかと思う。

2回生の時、数人でバイト先の人の家で集まった。
そんで次の日の朝、外に出ると雨。ひたすら雨。
一人送っていかなくちゃいけない子がいて
雨の中、しっかりと確実に濡れながら送る。
そんでから帰宅。
しかし!忘れ物してきたことに気付く。
どーせ濡れてるし。と思い、その勢いで取りに行く。

今度こそ帰宅。
当然のよーに寒気がする。
寝た。また寝た。
そして寝ながらW杯の日本VSトルコを見た。
で、負けた。
もともと低かったテンションはさらに下がり、
逆に熱は上がって、また寝た。

去年は幸い何も起こらなかった。

しかし、今年、っていうか今、
悪い予感がする。
外は雨降ってるし、もうすぐバイトだし。

ついこの間まで、
雨も悪くないなぁ。のんびりできるし。
と思っていた俺はもういない。

やっぱり6月は俺には合わない。
安西先生の名ゼリフである。
(SLAM DUNK何巻か忘れたけど参照)

このくらいの時期になると高校3年の夏を思い出す。

確か今より後、7月くらいだった気がするが。

高校総体県予選を思い出すんである。

高校の時、バスケ部の奴らと仲が良かった。
昼休みにはよく体育館で飯を食い、バスケをしたもんだ。
そんで調子に乗ってよくジュースを賭けてフリースローをしたもんだ。
言うまでもなくバスケ部の奴らには勝てなかった。

準々までの試合は近所の学校で行われてて
夏ってことで3年にとっては最後の大会だ。

その時俺らは、バスケ部もバスケ部じゃない奴もバスケにハマっていた。そしてバスケ部の意気込みも結構凄かった。

ってことで同じクラスのYが
「最後やしまぁ見に来てくれ」と誘ってくれた。
「勝ったら次の試合は学校終わったくらいにやるし」
ってことで友達3人で見に行くことにした。

んで当日。
授業中に着信があった。
伝言を聞くと、
「勝ったぞ!次の試合、夕方くらいにやるし」
と入ってた。
学校終わってから3人でチャリをこいで近所の学校へ行く。
近所といっても距離にしたら結構あるけど
とりあえず近所の学校へ行った。

着くと体育館の外でバスケ部顧問かつ英語担当かつ生指(生活指導)
のO田がタバコを吸っていた。
何かデカめの缶詰というか缶を従えてタバコを吸っていた。
どーでもいいことだがなぜか鮮明に覚えている。

そろそろ試合前のウォームアップが始まるってことで中に入る。
てっきり体育館の二階部分にあたる、
なんつーか、上部を縁取ってるとこ。
上手く言えねーけど。
で見ると思ってたが、Yたちが「下でええで」
と言ってくれたのでコートサイドで見れることになった。

試合前のウォームアップが始まる。
俺はこの独特の雰囲気が好きだ。
緊張感が伝わってくる感じ。
そんであの
「シュッ、シュッ、シュッシュッ」って掛け声。
あと個人的に好きなのが
「プレッシャー、プレッシャプレッシャ」ての大好き。

よくトイレで後ろに張り付いて
「プレッシャー」とかやりあってたの思い出した。
しょーもねぇー。

試合が始まる。

リードされる。
ファウルを貰うが2年生、緊張してるのか何回か外す。
しかしだんだん普段の調子を取り戻し逆転、そして差をつける。

しかし、前半も残り僅か。確か。確か前半だった。
俺より身長の低いOが俺より身長の高い相手のシュートをブロック
した際、結構ありえない着地をした。
足は上がっていて、胴体の方が下にある感じで落ちた。

前半終了間際に追いつかれた。確か。

後半、キャプテンでありプレーでも精神的にもチームの支柱O
は足か腰を痛めてベンチに。

後半はまさに一進一退の攻防って感じだった。
しかし、ポイントガードのOを欠いてではキツかったのか、
噛み合わない場面がちらほら。
後半も残り時間僅かとなると、
どちらの選手もまさに最後の力を振り絞るって感じで
すごい緊張感が漂う。

しかしシーソーゲームだった試合も
相手のカウンターが決まりだし、
残り数十秒か数秒で6点差をつけられてしまう。

ここでYが起死回生ともいえるスリーポイントを決める。
こいつは普段から本当にスリーポイントが上手くて、
もちろんフォームもキレイで、
俺たちも見よう見まねで練習していた。
全く駄目だったけど。
で三点差。

しかしまたカウンターをくらいこの時点で
俺らの学校のバスケ部3年の夏は終わった。

試合後、体育館外で、3人打ちひしがれていると、
「負けてもーた」とか何とか言って声をかけてきたと思う。

あまり言葉を交わすことができなかった。
なんとなく笑ってはいるが、
相当悔しいに違いない。
見れば嫌でもわかるほどに伝わってきた。

「お疲れ」とだけ返したような気がする。

帰り際、チラっとみると、特にレギュラーだった奴らが
泣いているのが未だに印象的だ。
普段は本当バカなことばっかりやっている仲で、
本当にしょーもないことばっかりしてるけど、
それ見て感動したっつーか、
なんていうか、心に響くもんがあった。

あれから4年が経つ。
スリーポイントが得意なYは公務員試験を受けるらしい。
「浪人覚悟やけどな」
とか言っていたがそれでもやっぱり頑張ってほしい。

いつか笑顔で会える日がくるだろう。

今日は結構蒸し暑い。
あの時も確か蒸し暑かったなぁと昔を思い出したのである。

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