始まりは雨、終わりは晴れ〜最後の夏ver.〜
2008年8月12日8月11日。
オリンピック、水泳の北島康介2連覇に向けての決勝が始まる少し前に新幹線にて品川を出発。初めて手ぶらで新幹線乗りました。
名古屋で降り、自宅着。
長年連れ添った愛車とのお別れの日。
手元にあるバイクの書類やスペアキーを手に取り、メットインの中を整理し日焼け対策をして名古屋から滋賀へ向けて出発。
1号線をそのまま西に進むだけだから三重を越えればすぐっていうイメージ。
でもやっぱり長い道程。
昔はよく遠出してたけど、こんなにも筋力使うのかと今更ながら実感した。
さて、休憩もほどほどにぶっ続けで走り続けて草津のバイク屋に到着。走行距離約160キロ。時間にして約4時間。日焼け対策したつもりなのにばっちりヤケテマシタ。
で、ひっさしぶりに行ったけど、A君は覚えていてくれて、なんとそこには偶然にも同じバイクに乗るM男が休みを利用してたまたまバイク屋を訪れていた。
懐かしすぎて3人で昔話に花を咲かせて洗車する。
放置してて超汚かったけど、めちゃピカピカになりました。
懐かしくて嬉しくて話まくってたら約束の時間に遅れてて、バイク屋を後にする。
バイパスから瀬田の中道を通り抜け唐橋を渡って石山へ。
曲りくねった中道を抜け坂を上ってヤツの家に着く。
「おかえり」と言って家から出てきたヤツにドキドキする俺。
後ろに乗せて走り出す。
すげー、すっげー懐かしかった!
卒業してから何回か会ったけど、大体車だったからリアルに3年ぶりにバイクでデート。
思い出の街、瀬田でご飯を食べ、ここでも昔話全開。
残された時間があまりなく、積もる話も程々に店を出る。
帰り道、ヤツは腰に手を回ししがみつく。
完全に夏。
この感覚、昔は当たり前だったのになぁ。
今やられると本当ドキドキして、昔を思い出して切なくなって、勝手にたそがれてたら家に到着。
バイクを譲るっていう今回の本当の目的。
手放す相手はヤツ。
なんなんだろう。
彼女でもなく家族でもない。
でも彼女よりも家族よりも話は合うし、一緒にいて落ち着く。
不思議な関係。不思議がられる関係。
手放すならヤツしかいないって思ってた。
愛車って言うけど、本当それで、愛し尽くしました。
愛してるから乗れずに放置しておくのも辛いし、知らない誰かに乗られるくらいなら本当に愛してくれる人に乗ってもらった方が断然に良い。
ただ単純にバイクに乗りたいから、見た感じに惚れたから、カスタムしがいがあるから、便利そうだからって理由で衝動的に買ったこのバイク。
いろんな思い出を俺にくれました。
知らない世界を見せてくれました。
思い出の大半にはほとんどヤツもいてパッと思い出すだけでも一人よりヤツと乗ってたことの方が多い気がするくらい。
数え切れないくらいいろんなことがあった。
めちゃめちゃ感謝してます。
長い間お疲れ様。
ヤツなら同じくらい愛してくれることは保障済み。
思ってたよりも今まで長かったなぁ。
もう乗ることもないんだろうなぁ。
いつかまた、少しでも乗れる日が来るのかなぁ。
想いがまた一つ増えてもうたなぁ。
オリンピック、水泳の北島康介2連覇に向けての決勝が始まる少し前に新幹線にて品川を出発。初めて手ぶらで新幹線乗りました。
名古屋で降り、自宅着。
長年連れ添った愛車とのお別れの日。
手元にあるバイクの書類やスペアキーを手に取り、メットインの中を整理し日焼け対策をして名古屋から滋賀へ向けて出発。
1号線をそのまま西に進むだけだから三重を越えればすぐっていうイメージ。
でもやっぱり長い道程。
昔はよく遠出してたけど、こんなにも筋力使うのかと今更ながら実感した。
さて、休憩もほどほどにぶっ続けで走り続けて草津のバイク屋に到着。走行距離約160キロ。時間にして約4時間。日焼け対策したつもりなのにばっちりヤケテマシタ。
で、ひっさしぶりに行ったけど、A君は覚えていてくれて、なんとそこには偶然にも同じバイクに乗るM男が休みを利用してたまたまバイク屋を訪れていた。
懐かしすぎて3人で昔話に花を咲かせて洗車する。
放置してて超汚かったけど、めちゃピカピカになりました。
懐かしくて嬉しくて話まくってたら約束の時間に遅れてて、バイク屋を後にする。
バイパスから瀬田の中道を通り抜け唐橋を渡って石山へ。
曲りくねった中道を抜け坂を上ってヤツの家に着く。
「おかえり」と言って家から出てきたヤツにドキドキする俺。
後ろに乗せて走り出す。
すげー、すっげー懐かしかった!
卒業してから何回か会ったけど、大体車だったからリアルに3年ぶりにバイクでデート。
思い出の街、瀬田でご飯を食べ、ここでも昔話全開。
残された時間があまりなく、積もる話も程々に店を出る。
帰り道、ヤツは腰に手を回ししがみつく。
完全に夏。
この感覚、昔は当たり前だったのになぁ。
今やられると本当ドキドキして、昔を思い出して切なくなって、勝手にたそがれてたら家に到着。
バイクを譲るっていう今回の本当の目的。
手放す相手はヤツ。
なんなんだろう。
彼女でもなく家族でもない。
でも彼女よりも家族よりも話は合うし、一緒にいて落ち着く。
不思議な関係。不思議がられる関係。
手放すならヤツしかいないって思ってた。
愛車って言うけど、本当それで、愛し尽くしました。
愛してるから乗れずに放置しておくのも辛いし、知らない誰かに乗られるくらいなら本当に愛してくれる人に乗ってもらった方が断然に良い。
ただ単純にバイクに乗りたいから、見た感じに惚れたから、カスタムしがいがあるから、便利そうだからって理由で衝動的に買ったこのバイク。
いろんな思い出を俺にくれました。
知らない世界を見せてくれました。
思い出の大半にはほとんどヤツもいてパッと思い出すだけでも一人よりヤツと乗ってたことの方が多い気がするくらい。
数え切れないくらいいろんなことがあった。
めちゃめちゃ感謝してます。
長い間お疲れ様。
ヤツなら同じくらい愛してくれることは保障済み。
思ってたよりも今まで長かったなぁ。
もう乗ることもないんだろうなぁ。
いつかまた、少しでも乗れる日が来るのかなぁ。
想いがまた一つ増えてもうたなぁ。
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