相変わらずバイト後のバイトメンバーでの集いは続いた。
W杯も終わり試験も終わり、いよいよ夏休み突入。
16時から18時〜23時までバイト→23時〜7、8、9時まで遊び→9時〜14時まで寝るという自堕落生活の始まり。
いつの間にか花火の季節。話題は当然それ。
バイト中「○○さん誘いなよ」そうからかわれているあの子。
聞こえてしまったが聞こえないふり。
それから数日間「これって誘うべきなのか」と考えてた俺はM男たちに、あの子とその友達とで見に行こうと誘われる。
自意識過剰だったのかと思い予定もないから行くことにした。
当日、女の子グループと合流するはずが結局合流する前に花火は始まり男3人で観賞。終了後に合流し終電まで話し込む。
同じ街のあの子と当然帰り道は同じ。
満員の京阪に乗り、石山で乗り換え。意外にもJRのホームは閑散としている。
こうして2人でいるのははじめて。スンゲー緊張してんのが分かる。話が続かない。
そういえば携帯番号もアドレスも知らないなぁと思い「番号交換しよや」と切り出した。
当時は赤外線もなく、メールで送るために携帯を渡してもらった。
手と手が触れる。
赤くなって俯く。
「あれ、スンゲー可愛い」
一駅だけの電車に乗り、駅前の彼女を見送った後の学園通り、ドキドキしているのは俺もだった。
帰るとメール受信。
返信すると直ぐ返信。
長い夏休みが始まった気がした夜だった。
W杯も終わり試験も終わり、いよいよ夏休み突入。
16時から18時〜23時までバイト→23時〜7、8、9時まで遊び→9時〜14時まで寝るという自堕落生活の始まり。
いつの間にか花火の季節。話題は当然それ。
バイト中「○○さん誘いなよ」そうからかわれているあの子。
聞こえてしまったが聞こえないふり。
それから数日間「これって誘うべきなのか」と考えてた俺はM男たちに、あの子とその友達とで見に行こうと誘われる。
自意識過剰だったのかと思い予定もないから行くことにした。
当日、女の子グループと合流するはずが結局合流する前に花火は始まり男3人で観賞。終了後に合流し終電まで話し込む。
同じ街のあの子と当然帰り道は同じ。
満員の京阪に乗り、石山で乗り換え。意外にもJRのホームは閑散としている。
こうして2人でいるのははじめて。スンゲー緊張してんのが分かる。話が続かない。
そういえば携帯番号もアドレスも知らないなぁと思い「番号交換しよや」と切り出した。
当時は赤外線もなく、メールで送るために携帯を渡してもらった。
手と手が触れる。
赤くなって俯く。
「あれ、スンゲー可愛い」
一駅だけの電車に乗り、駅前の彼女を見送った後の学園通り、ドキドキしているのは俺もだった。
帰るとメール受信。
返信すると直ぐ返信。
長い夏休みが始まった気がした夜だった。
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