秘密の夜

2008年3月17日 昔話
相変わらずバイト後のバイトメンバーでの集いは続いた。

W杯も終わり試験も終わり、いよいよ夏休み突入。

16時から18時〜23時までバイト→23時〜7、8、9時まで遊び→9時〜14時まで寝るという自堕落生活の始まり。

いつの間にか花火の季節。話題は当然それ。

バイト中「○○さん誘いなよ」そうからかわれているあの子。

聞こえてしまったが聞こえないふり。

それから数日間「これって誘うべきなのか」と考えてた俺はM男たちに、あの子とその友達とで見に行こうと誘われる。

自意識過剰だったのかと思い予定もないから行くことにした。

当日、女の子グループと合流するはずが結局合流する前に花火は始まり男3人で観賞。終了後に合流し終電まで話し込む。

同じ街のあの子と当然帰り道は同じ。

満員の京阪に乗り、石山で乗り換え。意外にもJRのホームは閑散としている。

こうして2人でいるのははじめて。スンゲー緊張してんのが分かる。話が続かない。

そういえば携帯番号もアドレスも知らないなぁと思い「番号交換しよや」と切り出した。

当時は赤外線もなく、メールで送るために携帯を渡してもらった。

手と手が触れる。

赤くなって俯く。

「あれ、スンゲー可愛い」

一駅だけの電車に乗り、駅前の彼女を見送った後の学園通り、ドキドキしているのは俺もだった。

帰るとメール受信。

返信すると直ぐ返信。

長い夏休みが始まった気がした夜だった。

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