湖岸の夜−route161−

既に梅雨入りしてるはずなのに、最近あまり雨に降られていない。

いや、それでいいんだけど。

全然降らなくていいんだけどね。

びわ湖の水位が下がろうともそれでいいとさえ思う。

それにしても暑い。夏だなこりゃ。

そんな俺は最近、湖岸をよく走る。

すごく気持ち良い。

本当夏だ。

この前、バイトの子数人が、「湖岸で花火して飲んだんですよー」と楽しそうに語ってたが、相当学生が羨ましい。

俺もそういうのあったなぁと思い出させやがって。

ついこの間まで学生で、卒業したばかりなのに、相当前のことのように思える。

いやぁ、書いてると本当遊びまわりたくなってきた。もう思ってるけど。

特に、帰り道が本当好き。湖岸を縁取る光を見ながら「うわー、どこか行きたい」と思う。

夏の161はいろんなことを思い出させてくれる。

この前の土曜、トキメキがないとか言いながらもお気に入りの子を駅まで送るときにも走った。

「私、バイク乗るの初めてなんですよー」とワクワクしながら喋るその子は本当可愛かった。

いやね、性格が本当良い子なんですよ。

相当お気に入りなわけ。

で、駅までの道、快調に走る。

ね、信号に引っかからないわけです。

「何だよ、もう着いちゃうじゃん」と思いながらも無事送り届けた。

そんなことでなかなかテンション高めで帰った単純な俺。

あぁ、何回も言うけど、本当夏が来た。

やっぱり夏が好き。