夢のように

2005年3月18日
前日、バイトが終わってから、てんやわんやで用事を済ませ、雨も上がった夜、飲みに出掛けた。

迷わずお気に入りの焼き鳥屋に向った。

帰ってからボーっとしてた。4時くらいまで。久しぶりにボーっと過ごした気がする。

寝て、起きるとついに来てしまったのだ。卒業式が。

午前中、クリーニングに出してたシャツなどを貰いに行き、余裕こいてたら待ち合わせの時間ギリギリになってしまい、急いで着替えてバイクで駅まで行く。で、駅からバスで学校に行く。

みんな久しぶりだった。

写真撮って、少し話してってことを繰り返す。

式は思ってたより早く終わって、別会場での謝恩会行きのバスを待つ間、またいろんな人と話す。

バスに乗り込んで走り出したときに思った。「もうここに来ることはないんじゃないか」

そう思うといくら適当に過ごしてた学校でも結構名残惜しかった。

もう授業を受けることはないんだなぁ。当たり前のように学校へ行く用事があったのに、今はもうない。

ずっと卒業する実感がなかったが、そう考え出したら急に実感が湧いてきた。


今まで、前は何度も通ったことはあったが一度も中に入ったことが無かったホテルで謝恩会。

今日はそんなに飲まないかな。なんて思ってたがやっぱり飲んだ。

いや、飲むしかねーだろ。

結構人がいっぱいいるにもかかわらず、周りは知らない人だらけ。違う学科の人に囲まれて知り合いを探すのに大変だった。

女の子は結構衣装替えしてたので、俺のカメラには袴や振袖姿バージョンとドレスバージョンが収められている。抜かりは無い。

帰り、ホームで電車を待つ間、これで大学生活も終わりなのか。という思いから、これまでの4年間の思い出がひたすら頭の中を駆け巡る。

今日はすごく楽しくてずっと笑っていた。けどもう最後の方、みんなと別れてからの帰り道はなんだかしんみりしてた。

家に帰ってから、会う約束をしてた子がいたけど、風邪をひいていて凄く辛そうだったので、止めにしといた。

だから少し暇で、久しぶりにすんごく煙草が吸いたくなり、買いに出掛けた。コンビニに入ると近所に住むYがいて、マジ切ないよなぁ。なんて言いながら話し込んで、勢いでコンビニで写真をプリントアウトした。

で、そのまま家に帰った。煙草は買わなかった。気持ちの整理がついたからだろうか。吸わなくてもいいかなと思った。

寝ようとしたらM子からメールがきた。少し嬉しかった。

やり取りしてる内に眠りについた。

楽しい時間はすぐに過ぎる。けど、すごく鮮明に記憶に残る。それが凝縮された日。

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