春の兆し

2005年2月2日
ついに卒論から完全に開放された。口述試問が終わったのだ。

俺の時間は13時過ぎからだったが友達は学校に既にいて、試問も終わっているので飯を食べるため11時に家を出た。

しかし今日も寒い。目が覚めたときいつもと違う明るさだなぁと感じ、まさかと思いカーテンを開けると真っ白。俺の頭の中も真っ白。

いや、そんなことはどーでもよくて、これはバイクで行くのキツイぞなんて思っていたのだ。で、家を出るときは日が出ていて雪も溶け出していたのでエンジンをかけバイクで走り出した。そしたら駐車場から出たところでいきなり滑った。当然俺は焦る。アクセルを戻し、ゆっくりブレーキをかけ両足をおろした。それでもツーっと流れていく俺とバイク。

何これ?恥ずかしっ!誰もいーひんからええけど、一人で何してんの俺。ってなくらい動揺した。バイクは流石にこかしたくないので歩いていくことにした。

バイクで行くと3分なのに歩くと30分かかるのだ。いい運動だ。なんて思っていたが、厚着していたので歩き辛い上に最後の方暑かった。

飯を食べながら世間話をし、俺の時間はまだかと若干緊張しながら待った。この食堂で飯を食べることはもうないんだなぁとしみじみしながら待った。

んで、面接って感じで2人の先生を前にして自分の卒論について説明し、いくつか質問を受ける。

若干突っ込まれたが終始普通に話している感じで終わった。

びっくりしたことに、良く書けてるから特にいうこともないと言われた。

だから結構早く終わり、帰ることにした。

友達に余っているからあげるとバスの回数券を貰ったのだが、実は俺、ここへ移り住んでから一度も路線バスを利用したことがないのだ。これは俺の中で大きな記録だった。4年もいて乗っていないのだ。しかし下らない記録だ。歩いて帰ろうかと思ったが、駅前に用事があったので乗ることにした。

4回生のしかも終わりになってまさか乗るとは思わなかった。

しかし月日が経つのは早いものだ。外を眺めながら、俺はこの4年一体何をしていたのだろうと物思いに耽っていた。友達とも話していたが大学内での思い出って本当少ないなぁと感じた。

学校に行くのも卒業式を含めて後2回。そんなに学校へは行っていないが終わりに近づくとやはり寂しいものだ。

まぁとりあえず口述試問が終わりホッとした。

次は研修だ。自由な時間がない。

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