酔えない男と酔う女

2004年9月28日
浮き沈みの激しい一日だった。

Tが俺ん家の近くの教習所に通ってて、今日も行ってて、昼飯食おうってことで迎えに行った。

待ってるときに、変なメールがきて、まずムカつく俺。

で、Tを乗せてこの前コンタクトを取り寄せて貰ってたので取りに行く。

んで、近所でラーメンを食べた後、そこでしばし話に花を咲かせる。

店を出て俺の学校に行った。

今日は可愛い子が比較的多かったと思う。Tも高かったテンションがそれによってさらに上がる。

学校を後にし、いろいろ回ってとあるコンビニに行く。可愛い子が多く働いているコンビニに行く。

ナイスタイミングで可愛い子発見。しばし眺めつつ名前をチェック。

このコンビニはTの友達が働いているらしく、Tが友達に電話するともう少ししたらバイトってことらしかった。

待ってたら来るんだが、多少長いってことでその友達の家に行く。

俺、初対面なんだけど…

その途中、その友達の彼女って人とすれ違い、その人は俺と同いで、同じ学校、同じ学科らしい。全然知らなかった。

友達の家に着いたら、犬が飛び出してきてもう本当噛まれることを覚悟したが運良く噛まれずに済んだ。

その友達って人とは初対面だがまあまあ話は弾み少しではあるんだが、面白い奴だと思った。

そんで、雲行きも怪しくなってきたのでTを家まで送ることにして走っていた。

はい、ここ重要。今日一番テンション上がったとこなんで。

左手に、見覚えのあるチャリを引いてる見覚えのある後姿が目に入った。

スピードを落とし、振り向くとハイ正解〜。やっぱりM子だった。

手を振る俺。

それに気付き、笑顔で手を振り返してくれるM子。

調子に乗って全然知らないのに手を振るT。

戸惑うM子。

後ろに車も来てたんで、しゃーなく走り去る。

Tを家まで送り届け、家に帰る。

ここまでは俺のテンションかなり高いし、機嫌も良い。


それから、夜8時前、ヤツが来た。今日飲もうって言ってたんで。

どこに行くか決めてて結局また俺の部屋になった。

買出しに行って飲み始める。

ヤツは弱いから相手にならないの。

直ぐ真っ赤になって寝だす。

今日は23時には帰るって言ってて、残り1時間半お前は寝るのか?って話ですよ全く。

もう面白くないならこなくていいよって思うんですけど。

あぁ、ウゼぇ。ウザ過ぎる。

何もかもウザイ。

帰り、おばちゃんに迎えに来てもらうためヤツとエントランスで待ってる時、ボールを見つけた。軟式野球のボールを。

「キャッチボールしよ」なんて言ってきたが、ムシャクシャしてた俺はどこかへ投げ飛ばしたくて遠投を試みた。

ボールは思いの外良く伸びて、工事現場の資材かなんかにあたり「ガシャーン」と気持ちいい音を立てた。

メチャクチャすっきりした。

おばちゃんが着いたので挨拶を交わした。

車が視界から消えたとき、もうどうでもよく思えた。思っただけかもしれないが、本当そう感じた。

外の風が気持ちよくて、部屋に戻って煙草を手に取り、ヤツが置いていった空のカルーアの瓶も持ち、また外に出た。

煙草が旨く、ヤツが寝てる間に飲んだ酒が若干廻り始め、フワっとした気分の俺は空瓶を駐車場で投げ捨て割った。「パリーン」といういかにも瓶が割れた音が妙に心地良く、煙草が進んだ。


何だかんだで、今機嫌が良いというか、落ち着いてる。あの笑顔が効いてるのかも。

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